- クライアント
- CoinDesk(Consensus)
- 業種
- 暗号資産・ブロックチェーン・Web3
- イベント
- Consensus Miami 2026
- 会場
- Miami Beach Convention Center・2フロア
- プラン
- PRO・フロア数無制限・ブース93・ミーティングルーム18室
- 発注経路
- Brella(イベントプラットフォームパートナー)
- イベント日程
- 2026年5月5日〜7日
- 対応範囲
- 2フロアのマッピング・出展者ディレクトリと検索・Brella連携・タッチスクリーンキオスク・スポンサーの見える化
Consensusは、デジタルアセット、金融、テクノロジーの分野で最も影響力のあるイベントです。毎年、創業者、ファンドマネージャー、規制当局、開発者が集まります。パネルセッションと同じくらい、その周辺での会話が意味を持つ種類のイベントです。2026年には初めてマイアミビーチで開催され、100か国以上から15,000人を超える来場者がConvention Centerに集まりました。
これだけの人数を2フロアの会場で迷わせずに動かすことは、それ自体がひとつの物流課題です。主催者のCoinDeskが必要としたのは、検索でき、モバイルに最適化され、来場者体験に直接組み込まれたフロアマップでした。別途ダウンロードするものでも、印刷された地図でもありません。発注は、ExpoFPのイベントプラットフォームパートナーであるBrella経由で届きました。以下がその経緯です。
課題:Miami Beach Convention Centerでの会場案内
ネットワーキングと商談がアジェンダを動かすイベントでは、目的のブースやミーティングルームを探す時間は、ビジネスに使えなかった時間です。フロアマップには、その摩擦を減らす役割が求められました。
Consensusは2フロアを使用しました。出展者93社、ステージ、ネットワーキングエリアを備えた展示フロアと、スポンサー向けミーティングルーム18室がある別フロアです。来場者は社名で検索し、目的のブースへすぐにたどり着ける必要がありました。ミーティングルームは、時間に追われる中でも見つけられる程度に明確なラベル付けが求められました。そしてそのすべてが、Brella内にネイティブに収まる必要がありました。会話の途中でアプリの外へ連れ出す外部リンクではいけません。
さらにスケジュールも厳しいものでした。イベント制作は最後の数週間に集中します。フロアマップは5月5日の開場までにマッピング、連携、テストを終えている必要がありました。

価値がネットワーキングから生まれるイベントでは、探す時間が減るほど、ビジネスに使える時間が増えます。
主催者が実現したかったこと
このプロジェクトには5つの明確な目標がありました。
- Miami Beach Convention Centerの2フロアを網羅する、検索対応・モバイル最適化のフロアマップを提供する。
- 出展者93社とスポンサー向けミーティングルーム18室のすべてを、名称・カテゴリ・位置から簡単に見つけられるようにする。
- インフォメーションデスクのインタラクティブなタッチスクリーンキオスクを動かし、ブランドアンバサダーと来場者が出展者、ミーティングルーム、その他の主要地点をすばやく探せるようにする。
- マップをBrellaアプリに直接組み込み、来場者が別のツールに切り替えずに済むようにする。
- イベント期間中もマップを最新に保ち、必要に応じて更新を反映する。
フロアマップが支えたのは、来場者の移動だけではありません。出展者の見つけやすさとスポンサーの露出を高めると同時に、インフォメーションデスクのブランドアンバサダーにも、来場者を会場内で案内するための直感的なツールを提供しました。
ExpoFPの提供内容
ExpoFPは、建物数・フロア数が無制限のPROプランでインタラクティブフロアマップを提供しました。2フロア構成は追加費用なしで含まれています。
提供範囲は次のとおりです。
- Miami Beach Convention Centerのインタラクティブフロアマップ(2フロアを完全にマッピング)
- 出展者ブース93を番号とラベル付きで配置した展示ホール
- スポンサー向けミーティングルーム18室とセッションエリアへの案内を備えたカンファレンスフロア
- インフォメーションデスク向けのインタラクティブなタッチスクリーンキオスク体験
- 名称・カテゴリで絞り込める検索対応の出展者ディレクトリ
- スポンサーと出展者の見える化レイヤー
- ExpoFPの連携コードによるBrella来場者アプリとの完全連携
出展者93社とスポンサー向けミーティングルーム18室を網羅する2フロアのインタラクティブフロアマップを、Brellaのイベントアプリにネイティブ組み込み。初日から15,000人の来場者が利用できる状態にしました。
プロジェクトの進め方
発注はBrellaが行い、CoinDeskが会場図面、ブースデータ、ブランド素材を提供しました。制作は4段階で進みました。
1. セットアップ
ExpoFPが2フロア構成でPROプランを確定し、CoinDeskチームとブランドとカラースキームをすり合わせました。
2. マッピング
会場図面をもとにConvention Centerのレイアウトを作成し、ブース番号とサイズを反映したうえで、両フロアのナビゲーション階層を設定しました。
3. 連携
CoinDeskが連携コードを申請し、Brellaのチームが自社プラットフォームから出展者データを同期してアプリ内でマップを公開しました。
4. 公開とサポート
マップを公開し、イベント前は必要に応じて更新を反映しました。
数字が示すもの
イベント3日間(5月5日〜7日)で、来場者15,000人のうち3,100人以上がフロアマップを実際に利用しました。参加者の約20%にあたります。多くの人がすでに予定を組んでいたイベントでの数字です。
3日間を通じて閲覧数は読み込み数を大きく上回りました。つまり、来場者は一度きりではなく何度もマップに戻ってきたということです。入場時にざっと見るだけでなく、具体的に何かを探す必要があるたびに開かれていました。単発の確認ではなく、継続した利用です。
マップには別途のログインもダウンロードも不要でした。来場者がすでに使っていたBrellaアプリの中にあったため、会場案内は新たに見つけるべきツールではなく、既存のイベント体験の一部になりました。
この事例がExpoFP検討者にとって参考になる理由
この事例は、次のような方に役立ちます。
- 来場者10,000人以上の大規模カンファレンス・展示会の主催者
- フロアマップのネイティブ連携を求める、Brellaや同様のプラットフォーム上のイベント
- フィンテック、ブロックチェーン、テクノロジー分野で旗艦イベントを計画している主催者
- 自社プラットフォームのフロアマップ基盤としてExpoFPを検討しているイベントテックパートナー
- 短期間で、任せられる形の導入を必要としているチーム
世界でも有数の暗号資産カンファレンスをExpoFP PROが支えられること、それもパートナー経由で提供され、来場者アプリに組み込まれ、大規模に実際に使われたことを示す事例です。
まとめ
フロアマップは、制作リストの最後に回されがちです。ほかの運営要素が固まってから確定することがほとんどです。それ自体は問題ありません。最初に取りかかる必要はないからです。ただし、イベントが始まる時点で、完成していて、正確で、実際に使えるものになっている必要があります。Consensus Miamiは、それが実際にどういう形になるかを示しました。開場した瞬間から、来場者アプリでも会場のタッチスクリーンキオスクでも使える、検索対応のフロアマップです。




